友達がいなくていじめられている子供の話を聞きました。
その子は「友達がいない僕が悪いんだ」と言っていました。
その子に言ってあげたいんです。
「そんなこと全然ない。君は全然悪くない」と。
僕も友達がいませんが、大人になった今では気にしていません。でも、子供の頃はそれは悪いことだ、と思っていました。今、僕が、子供の頃の僕に会えるなら、同じことを言いたい。
そういうことを歌った歌です。
・・・
「あ・お・ぞ・ら」 詞・曲：セキヒロタカ
ぼくにはともだちがいない
いいとしこいて
ともだちがいないだなんて、と
ヤツらはいうけど。
ぼくにはやねがない
あめがふっても
つめたいよるも
ぬれてねむるだけ。
ただ、ともだちがいない。
ただ、それだけ。
ただ、やねがない。
ただ、それだけ。
ともだちがいなきゃだめかい？
さびしいやつはだめかい？
おひとりさまがすきなんだ。
きみのうちゅうのうらがわで。
やねがないとだめかい？
あめにぬれてちゃだめかい？
ずぶぬれでもきにしない。
ぼくのうちゅうのまんなかじゃ。
いまはきみのとなりに
だれもいなくても
どうでもいいことさ。
きにすることないぜ。
はれたひにはこうして
そらをみあげよう
おなじきもちさ
きみとぼくは。
いまは、ともだちがいない。
そう、それだけ。
いまは、やねがない。
そう、それだけ。
さびしいやつはだめかい？
ひとりでいきてちゃだめかい？
ひとりでそらをみてたいんだ。
このあおぞらをみていたい。
あめにぬれてちゃだめかい？
ひとりでねむっちゃだめかい？
あめがつちをみたすように。
きみもぼくもみたされてく。
